22日に高校生にむけて講演をしました。
県立松山工業高校建築科の皆さんにむけて、です。
この取り組みは「次世代を担う地域産業育成事業における匠の技教室」というのが正式な呼称。
地域の企業への理解を深め、地域企業で活躍できる人材の育成を図る、というのが学校から頂いた目的でしたが、講演の後半では
世界の高校生世代がどのような活躍をしているか、ネットの活用による仕事の仕方の変化など
これからの時代の働きかたの展望についてお話しさせて頂きました。
物事がどんどん変化する時代。
技術やテクノロジーはどんどん進化しますが
その仕事の中心には、「人を幸せにすること」を忘れないで活躍していってほしいものです。
keep smiling!
奥野 崇
去る10月11日に、山口県の宇部にて行われた
木の建築賞の公開プレゼンテーションにいってきました。
以前のブログ でも紹介しましたとおり
60を超える応募の中から「長浜の家」が上位20選に選ばれたためです。
諸先生に囲まれてのプレゼンで
「緊張してます」の第一声ではじめた私の時間でしたが
木造建築へのまなざし、
住まいを設計する際の決め事、
住まいづくり=繋がりづくり、といった自分の想いを説明させて頂きました。
質疑応答の際には委員の先生から
素材の選定、使い方、
全体のバランスや完成度について、お褒めの言葉を頂きまして、
一次選考会では各作品の設計者名を伏せての審査であり、
「長浜の家」は老練な設計者を想像していたのだけれど、、、
とのエピソードも聞かせて下さいました。
帰りの便の関係で最後まで会場にいることができず
委員の先生皆様とゆっくりお話しできませんでしたが
横内敏人さん三澤文子さんから、
「続けていればまた会えますよ」と言って頂き、
自分の仕事は全国に繋がっているんだなと実感。
これからも四国を中心にしっかりと、
木の建築の更なる高みを目指していこうと、強く想うのでした。
keep smiling!
奥野 崇
第10回木の建築賞
選考委員長 | |
泉幸甫 | 泉幸甫建築研究所・日本大学 教授 |
選考委員 | |
安藤邦廣 | 里山建築研究所 主宰・筑波大学 名誉教授 |
池田昌弘 | (株)Masahiro Ikeda School of Architecture 主宰 |
杉本洋文 | (株)計画・環境建築代表取締役・東海大学 教授 |
中谷正人 | 中谷ネットワークス 主宰・千葉大学 非常勤講師・千葉大学 特任研究員 |
速水亨 | 速水林業代表・(社)日本林業経営者協会 顧問 |
播繁 | 播設計室 代表 |
松井郁夫 | (株)松井郁夫建築設計事務所 所長 |
三澤文子 | MSD代表・京都造形芸術大学通信大学院 教授 |
南雄三 | 住宅技術 評論家 |
安井昇 | 桜設計集団一級建築士事務 代表 |
横内敏人 | (有)横内敏人建築設計事務所所長・京都造形芸術大学 教授 |
客員選考委員 | |
内田文雄 | 株式会社龍環境計画代表・山口大学大学院 教授 |
金子敦子 | 金子工務店 専務取締役・山口芸術短期大学 非常勤講師 |
先の週末に行われた、長浜の家での酒陶会。
約30名程の参加で、
こんなにも多くの方がここのお家に入っている様子をみて、なんだか感動。
「多くの家族、友人が集まる家にしたい」
いつか奥様が言われていたことを、思い出しました。
地域での祭事や、寄りあいが減っていき、人との繋がりが薄れているような気がする現代において
日常の暮らしを支えるのはもちろん
気の知れた仲間が集りたくなる場所が用意できたならば、とても嬉しいこと。
「繋がり」とはこのところのキーワードの気がします。
新しい出会いもありました。
それぞれの道を本気で進まれている方々です。
企画:酒乃さわだ、澤田 典康さん。
星月夜の大原めぐみさん。
酒蔵:内子の酒六酒蔵、武知 直之さん。
酒器:スギウラ工房 杉浦 史典さん、杉浦 綾さん。
自分の道をしっかりと、じっくりと。
keep smiling!
奥野 崇