新穀が収穫されて新酒が醸される月である酉の月。
日本酒を文化的視点で見つめ直し、より深く知り、大切に呑み継いでいこうという趣旨と目的をもつ、
「酒陶会」という取り組みのお誘いが届きました。
というのも、今年は 長浜の家 にて取り行われるとのこと。
個人宅での催し、粋ですね。
内子の酒蔵さん、
今回のお酒にあわせて焼いた酒器を用意される砥部の陶芸家さん、
お料理を用意くださる大洲の板前さんと
こだわりの方々を交えての愉しい会になりそうです。
keep smiling!
奥野 崇
和の住宅を特集した建築誌をパラパラめくっている中で
ふと目についた言葉。
「はったりのない美しさをめざしています」
はったりのない、とはなかなか深いなあ。
空間の在り方、素材そのもののこと、そしてそれらを調律する設計者自身のこと。
大きくみせるでもなく、小さくみせるでもなく
あるがままの中に見いだす美しさ。
揺るがない、一見弱いような強さ、をめざします。
keep smiling!
奥野 崇
「長浜の家」が
木の建築賞、上位20選に選ばれたとの連絡がありました。
10月11日には山口にて、審査員の方々を前にプレゼンテーションを行います。
泉幸甫さんを委員長として
横内敏人さん、三澤文子さんなど錚々たるメンバー。
―今、どのような木の建築をつくるのか―
日本の木の建築の重鎮を前に、
大きなテーマですが
想いを自分らしく伝えてこようと思います。
keep smiling!
奥野 崇