国土の広大さからなのか、文化の側面からなのか
日本と中国の建築への考え方や捉え方は少々異なるように感じます。
最も感じた差は視点の位置かなあと。
かなり暴力的な整理ですが
部分から考えていくのが日本的で、全体から考えるのが中国的。
ただし、どちらが良いとか悪いとかよりも、
最も重要な事は
それらミクロとマクロを自由に行き来できる感覚だと思います。
では写真をパラパラと。
オリンピックのメインスタジアム「北京国家体育場」 通称 鳥の巣。
設計はバーゼルの建築家ヘルツォーグ アンド ド ムーロンと中国のアーティスト アイウェイウェイの恊働。
北島康介選手が金メダル獲得して「何もいえねえ」とコメントしたのはあまりにも有名。
「北京国家水泳センター」 通称 水立方
設計はPTW、オブアラップ。
「望京SOHO」 ※SOHOとは事務所や店舗等のテナントビルの事。
設計は、現在様々な議論を呼んでいる新国立競技場の設計者に選定されたザハハディド。
イラク出身の彼女は、今後も世界の建築界を引っ張っていく重要な人物の一人です。
北京にある複合施設「三里屯SOHO」
設計は隈研吾さん。このすぐ近くでも新しい物件の建設が始まっていました。
ここのテナントはガラガラ。
おまけ。
北京から車で2時間弱の、蘇州の様子。
このまちは平山郁夫さんの作品にも多くみられ、水郷のまちとしてもあまりにも有名。
keep smiling!
奥野 崇