東京での打合せにあわせて
是非行ってみたかった
銀座のメゾンエルメスにて行われているトマスサラセーノ展へ。
サラセーノはブエノスアイレスで建築を学んだ経歴を持ち
現在はドイツ フランクフルトにて活動しているアーティストです。
日本では青森県の十和田美術館にて常設作品を設置しています。
今回の内容はサラセーノの創造する空中都市がメインの展示物で
人工過密や環境問題など様々な地上の問題から、
雲のように浮上する新たな居住空間を提案しています。
やはり氏の一連の作品の延長線上に位置しているように思われ、
ふわふわと浮かぶ作品。
会場には更にもうひと作品の展示があり
個人的にはこっちがお気に入り。
気球を会場にて展示して、そのクシャクシャになった内部へ実際にはいりこめるもの。
その内部は、展示会場の四角い空間の中に、
煙のような流動的で不確かなものによって新たな空間が作り出されていました。
もともと固い物質でつくられる建築。
その条件が外れたときの新たな空間体験ができとてもおもしろかった。
興味のあるかたは。
http://www.art-it.asia/u/maisonhermes/FOYzTJadHwNI2LZMuWrb