• TOP
  • BLOG
  • 建築をまなぶ旅

BLOG

建築をまなぶ旅

再び、スリランカへ

IMG_0683

昨年に続いて、再びのスリランカの建築視察へ。

前回に見られなかったジェフリーバワの建築を求めて。

多くを学んできます。

 

keep smiling!

奥野 崇

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

修学院離宮

IMG_8206

修学院といえば離宮。

17世紀中頃、後水尾上皇の指示によって造営されたものです。

当日の見学願いにも、運良く空きがありすべり込めました。

ずっとみてみたかった、修学院離宮。

 

その壮大さに感動。

IMG_8107

IMG_8198

IMG_8158

全体構成の大胆さはもちろんですが、

部分においては強引なところもあるような。

 

3

設計において、ちまちまと悩んでいたことも

これでいいんだ、と力を頂いたようでした。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

先人の美学にふれる

昨日、一昨日は大阪と京都へ。

 

IMG_7953

最初に、池田にあります即庵さんへ。

 

工事進行中のお茶室の参考にさせて頂くべく、西渕工務店の藤原棟梁と同行。

気がつけば、私は3度目の見学。

担当の飯西さんには、都度お付き合い頂きまして感謝しかありません。

IMG_7929

やはり作り手である大工さんの視点は違うなあ、と。

いろいろと私も勉強になりました。

 

行きましょう、と言ってくださった西渕社長、

段取りしてくださった竹本監督、

忙しい中時間を割いてくださった、藤原棟梁。

ありがとうございます。いい建築にいたしましょう。

 

 

IMG_8024

続いては、祇園にあります三浦照明さんへ。

 

和風のすっきりした照明に惹かれて、思わず購入させて頂いた縁。

代表の三浦さんともお会いでき、お話しを伺えました。

同じくお茶室まわりへ使わせて頂きます。

IMG_8038

手づくりの現場。ひとつひとつ作ってくださる。

わくわくしてしまい、写真を一枚。

 

 

IMG_8048

次に、修学院の唐長さんへ。

 

京唐紙をつくり続けておられる専門店。

建主さんも同行しての打ち合わせとなりました。

IMG_8051

伝統文様の数々。

わずかな光に反応する雲母の美しさ。

今のように照明がなく、蝋燭のわずかな灯りを扱う。

 

先人の美学にふれた気がしました。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

内子の夜

土壁のことを勉強に、内子の矢野左官さんへ。

重要文化財の改修にも携わっておられる氏。

たくさんの時間を頂きました。ありがたいこと。

IMG_7875

表へでると、陽が落ちてすっかり夜に。

昼しかみたことのなかった内子の町並みはしっとり。夜も良かった。

必要以上にてらさないこと。

心地よい暗さでした。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

重みのある建築

宇和町での打ち合わせ終わりに、愛媛県歴史文化博物館へ。1994年竣工。

見たい見たい、と思いつつも、今回が初の見学。

img_7250

全体としても、部分にしても

重みがあって、味のある建築。

img_7315

凄い建築だなあと思ったら、

日建設計の大谷弘明さん設計とのこと。

さすがは。

後に愛媛県美術館を設計され、近作では京都のリッツカールトンも手掛けられています。

今は昔、県美術館のディティールをスケッチしてまわったのを思い出しました。

 

愛媛の歴史をたどる展示も良く、おすすめの博物館です。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

大洲、臥龍山荘にて

img_6407

大洲の肱川沿いにある、臥龍山荘。

古くからの景勝地であった場所を、木蝋貿易の成功による明治の豪商、河内寅次郎がつくらせた数寄屋建築で

今年の7月には国の重要文化財に登録されました。

img_6404

週末はしとしと、雨。

雨にくるのははじめて。紅葉、黄葉の木々が美しく映えます。

img_6433

苔に落ちた葉もきれい。

この山荘は臥龍院、知止庵、不老庵と三つの建築からなります。

img_6466jpg

最も奥にある不老庵に続く飛び石の中に、ひときわ大きい石。

安定したその石からふうっと顔をあげると、肱川に浮かぶ建物が。

縦長のプロポーションがあいらしい。

img_6462

アプローチに対して若干角度をふって建物を配置。

川沿いの崖に懸造り(がけづくり)と呼ばれる工法でたちます。

 

%e8%87%a5%e9%be%8d%e5%b1%b1%e8%8d%9804

%e8%87%a5%e9%be%8d%e5%b1%b1%e8%8d%9803

%e8%87%a5%e9%be%8d%e5%b1%b1%e8%8d%9801

茅葺屋根や塗り残し壁など、草庵としての素朴さを持ちながら

全体的に背の高い空間で、手の込んだ仕事が多く、高貴さも持ち合わせる。

 

keep smiling!

奥野 崇

 

 

 

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

人柄と建築

img_5626

少し前のことですが。

手嶋保さんの設計された三秋ホールにて。

 

とつとつと語る、飾らない氏の人柄。

つくる建築のにじみでる気配との一致をみたよう。

 

煎じ詰める、という言葉が印象的だった。

 

keep smiling!

奥野 崇

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

韓国 古建築を巡る旅3 浮石寺

img_5472

弾丸ツアーの最後は

韓国における最古の木造建築物のひとつとされている、浮石寺(ふせきじ、プソクサ)。

671年に建立された寺院で、現在の建物は1376年に再建されたと考えられています。

img_5495

ちょうどソウルと安東の間に位置し、

韓国の仏教は弾圧された歴史をもつため、こうした寺院は山深いところにしか残っていないそう。

 

img_5474

img_5512

屏山書院とおなじように、建物の下に潜り込むようにアプローチしていきます。

階段をのぼって広場にでるたびに、次の建物が見えてくること3回。

そうしたシークエンスの豊かさからか、実際の移動距離以上の体感距離。

 

めくるめく変化。

ほの暗い床下と明るい広場、その先にみえる次の建物。

 

img_5496

 

建築だけで完結しない、そこにいたるアプローチと自然の豊かさと一体感。

韓国の古建築にみた興味深い部分。

 

keep smiling!

奥野 崇

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

韓国 古建築を巡る旅2 屏山書院

img_5419

河回村と同じ安東にある、屏山書院。

今回の旅で最も良かった建築。

img_5416

1607年に霊廟としてつくられたものですが、

その後学校のような用途としても使われました。

南に川を臨み、北に山を背にする、背山臨水の立地環境は、韓国における風水思想の影響でしょうか。

 

 

img_5433

img_5438%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

img_5426

入り口の門を抜け建物の下に潜り込むようなアプローチには驚き。

ほの暗い建物下を歩くと、光の差す石階段。

トントンと上りきると明るい広場。

一歩一歩見え方が変化していく体験は気持ちの盛り上がりを感じます。

 

img_5410

潜り込むアプローチは見返しの際に目線から消えるために、穴のない包まれ感を生み出します。

それでも閉塞感がないのは、壁のない柱だけの建築の向こうに山並を見渡せるからか。

李朝の人々の描いた理想にふれた気がしました。

 

 

浮遊する、安定感のある建築。

頬に感じる、川からの気持ちの良い風。

四方を緩やかに囲う建築によってうまれる広場感。

自然に建築をあわせていくこと。

11

 

keep smiling!

奥野 崇

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

韓国 古建築を巡る旅1 北村宅

韓国の古建築をみてみたい。

 

半ば思いつきのような、それでいて運命的な引き合わせのなか

強行軍にて実現した今回の旅。

愛媛の工務店、造園家の有志4名を巻き込んでの実現となりました。

 

img_5234

ソウルから南東へ車で約4時間、河回村。

ユネスコの世界遺産に登録されている、李朝時代の姿を現代に残す村で

その中でも最も有名な韓屋のひとつである、北村宅への宿泊が叶いました。

 

img_5385

夏は35℃付近、冬には氷点下に達する厳しい気候の中で

涼しさと暖かさをどのように得ていたのか。

 

 

img_5318

img_5247%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

6

2

まずは、涼の部分。

天井が高く開放的で、板の間で構成されており、

大きな開口部が設けられ風の抜けを重視しています。

カラッとした印象で、活動的な動の雰囲気。

 

 

 

img_5330%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

1

次に、暖の部分。

4畳半弱の部屋の連続で、天井・壁・床・建具に韓紙が隙間なくはりこめられます。

隙間風を塞ぎ、できるだけ密閉した空間をつくることを意図されたのだろう。

かまどの煙の熱を利用するオンドルという床暖房との相性も、板張より優れるそう。

天井高さ2,250㎜と押さえられた

まゆ玉の中のような親密な、静の雰囲気。

img_5290

床の紙は油のようなものに浸し、強化されています。

 

 

 

img_5333%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

7

それらの部屋は、隣り合わせの近い距離にあり

1日の時間の中でもあちらこちらへと居場所を移動しながらの暮らしだったのでしょう。

 

 

 

img_5371

img_5254

中国の四合院の影響か、と頭をよぎる中庭型の構成。

絶妙なスケール感で、間の抜けていない落ち着き感。

 

img_5381

img_5380

5

3

img_5195

8

img_5367

 

陰と陽。

静と動。

低い内法高とプロポーション。

絶妙の距離感。

 

keep smiling!

奥野 崇

 

 

 

CATEGORY : 建築をまなぶ旅