現場進捗

知恵と工夫

事前の準備、試作を重ねた上での現場入りは左官職人さん。

曲面にフィットする頑丈な型枠製作は大工さん。

知恵と工夫の賜物です。

 

鮨店の現場は、日曜も静かに進行中。

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2021.6.27

読点

先の週末のこと。

香川県は三野町にある寺院の起工式を終えました。

ここに至るには、三年の月日。

これも住職、総代、檀家の皆様をはじめ

多くの方々のご尽力に他なりません。

 

今回の工事では、

主に本堂の改修、護摩堂の改築を行い

ここから更に二年を越える工事となります。

 

とうとうと続く時間の流れ。

あらゆるものは、

何かが始まって、何かが終わるでもないのかもしれません。

今回のことも文中の切れ目に打つ読点のようなもの。

 

ながく育んできた地域の記憶を大切に

過去と今と未来とを繋げていくべく

しっかり努めて参ります。

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2021.5.14

暮らしの器

竣工して、もうすぐ一年。

まあたらしくて、ガランとしていた空間から

すっかり人の住まいになっていました。

 

建物が前に出すぎることなく、

日々の暮らしをやさしく包み込むように。

 

晩春の空の下、今治の家にて。

keep smiling!

奥野 崇

 

category : 現場進捗 | posted at 2021.5.2

お知らせ

自然光で過ごせるクリニックをつくりたくて。

 

松山市藤原町にて

工事を進めておりました、来月開院予定の木のクリニック。

昨今の感染症拡大状況を鑑み

残念ながら、ひろく皆様にご覧頂ける内覧会は中止となりました。

 

内覧会中止のお知らせとお詫び

 

しかしながら、

当日は数名のスタッフの方が待機されており

簡単な内覧については対応可能な体制を整えておられるとのこと。

慢性疾患でお悩みの方は、どうぞご相談くださいませ。

 

みかんの花クリニック 糖尿病・内分泌・代謝内科

 

 

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奥野 崇

category : お知らせ | posted at 2021.4.29

着工に向けて

"実際に見て触れる"

とても大切にしていること。

可能な限り作業場へお邪魔するようにしています。

京都の竹平商店さんへ。

連休明けから工事が始まる、鮨店改装のため銘竹や簾を買い付けに。

竹材の中には100年を経過したものもあり、独特の色艶があります。

あわせて「ひしぎ竹」の製作過程を見学。

徳島・祖谷地域にある古民家でもみられたものです。

限られた材料種の中で、

当時はいかに工夫をして建材化していたのか。

 

香川の請川窯業さんの瓦作業場へ。

こちらも連休明けに着工となる、三野町での寺院工事のためです。

瓦原寸図による検討の様子。

再焼成された、二六焼による古瓦も見ることができました。

現在の四国中央市にある窯元で、160年の歴史があります。

付近では二六焼による器だけでなく

飾り瓦の例も多く見られるんだとか。

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2021.4.19

日曜の現場にて

整然とならぶ道具の数々。

整理整頓された一角は、大工さんの作業スペースでした。

綺麗にならぶ、、、。

 

狐、です。

 

作業台の脚部材は

軽量化のためしばしば切り抜かれていますが、

四角抜きが定石なところです。

おもしろいなあ。

 

翌日に聞けば、

「ただ四角に抜くのはつまらないでしょう」と。

作業台の脚部材は、物件をまたいで使われることも多い。

そう思えば、立派な大工道具のひとつですものね。

 

創意工夫を忘れず、

愛着がわく、大切にしたくなる物をこしらえる。

なにより"楽しむ"ということ。

うんと若い大工さんから、学ばせて頂きました。

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2021.4.14

四国行脚

三日間の行脚の旅、四国をめぐる。

 

香川県三野町

寺院の計画は、檀家さんからなる委員会からの承認を得ました。

5月の連休明けには着工の運びとなります。

いよいよ、です。

 

徳島県海陽町

陶芸家のアトリエへと改修を行なっています。

墨入りモルタルの塗り付け作業を脇にみながら、現場での調整を重ねました。

 

高知県吉良川町

土佐備長炭の製造で栄えた在郷町です。(重要伝統的建造物群保存地区)

台風の通過地域でみられる「水切瓦」「いしぐろ(防風用の石塀)」を視察。

 

宿泊した、古民家の宿 蔵空間蔵宿では

運営されている素敵なご夫婦との出会いがありました。

20年前から取り組まれてきた古民家の宿には

愛情とセンスが溢れています。

古民家利用の宿において、過去一番の感動を覚えました。

 

愛媛県松山市

藤原町にて、木のクリニックが竣工。無事引き渡しを終えました。

地域に根付いた、落ち着ける居場所をつくろう。

5月にはクリニック主催の内覧会の予定です。

 

みかんの花クリニック 糖尿病・内分泌・代謝内科

 

 

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奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(日本) | posted at 2021.3.25

萌芽

信頼できる人と

モノを考えられる幸せな時間。

 

それぞれを尊重しあい

感覚を共有すること。

 

ここからプロジェクトが始まる、と思えた

大三島の午後。

 

 

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奥野 崇

category : 建築をまなぶ旅(日本) | posted at 2021.3.21

週末のこと

三日間に渡り、丁寧な仕事を積み重ねて下さいました。

名古屋の家は無事に建方完了。

外部造作がはじまり、内部造作の詰めを行なっています。

 

続いては別件にて大阪へ。

クライアントの現在の住まいの様子を拝見するため。

価値観や美意識を共有するのに大いに役立ちます。

古い街道沿いにある住まい。

古い商家が借景だなんて素敵すぎますよね。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

 

category : 現場進捗 | posted at 2021.3.9

改修という仕事

四国の右下に位置する海の町。

徳島県海陽町へ時に通っています。

 

というのも、

昭和に建てられた民家を、ある陶芸家のアトリエへと整えるため。

おおまかな解体を終え、関係者で現場に集まりました。

 

もちろん大筋の設計は終えていますが、

現場の状況によって改めて調整を行います。

「ああでもない、こうでもない」

そこにあるものに、足すのか、引くのか。

 

今を生きる、私たちの美意識を込める。

冷静に大胆な判断を。

これだから改修の仕事はおもしろいのです。

 

 

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奥野 崇

category : 現場進捗 | posted at 2021.2.28
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