現場にておもうこと

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工事中の現場での、とある部材の切れ端。
デコボコとなかなかの複雑さ。
 
 
これは何か、というと。答えは敷居。
建具(戸)が走る脚元の部材です。
通常よりも手の込んだこの断面形状には、
ある工夫が込められておりますが、
改めてご紹介するとして。
 
 
この部材に丸太柱が取り合うものですから、もちろん加工は難しくなります。
「取り付けが大変ですが。。。」と笑顔で話される大工棟梁。
できる限りの図面は書きますが、最後は人の手。
情熱と誇りをもった職人さんの存在があってこそ、建築は形を成します。
 
ここは俺の現場だ、と腰を据えてやってくださる方がいる現場には
多くの人を包み込む安心感があるように思います。
ありがたい、の一言。
 
 
keep smiling!
奥野 崇
 
 

category : お知らせ | posted at 2017.4.13
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