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暖かい終の住処
団塊世代の夫婦の、心地よさと断熱性能を両立した終の住処
エアコン冷房が苦手で、体感温度が人より低く快適温度が28℃付近のご主人。
股関節に不安を抱え、暑さが苦手でエアコン冷房を希望する奥様。
長年連れ添った夫婦の、相反する希望に応えるプラン。

建物の基本的な断熱・気密性能を高め、夏季の日射遮蔽・冬季の日射取得を積極的に行うべく、外付ブラインドや高性能木製サッシ、ハニカムサーモスクリーンなどを活用。また、敷地の卓越風を調査し、風通しの良い開口計画を行なった上で、さらなる通風をと、重力換気を促す風突や、内庭へ自動散水装置による地下水を利用した打ち水を計画している。

それぞれの居場所と動線を確保し、気配を感じながら共に暮らす。室内に落ち着きをもたらす「包まれ感」を大切にしようと、各垂れ壁の寸法には特に気をつけて全体を調律していった。

ダイニングの窓際に置かれた、奥様の趣味である蘭の鉢植えが、いきいきとしたこれからの暮らしを予感させてくれる。


UA値(外皮平均熱貫流率):0.49 W/㎡K
C値(相当隙間面積):0.48 ㎠/㎡

2017年6月竣工
撮影:小川 重雄
DATA 施工 : 株式会社もみじ建築 乗松 宏吉、窪田 法秀
造園 : 仙波農園 仙波 太郎
住所 : 松山市居相
構造 : 在来軸組工法 2階建て
延床面積 : 145.90㎡ (44.13坪)