BLOG

3月2019

瀬戸内海を前にして

IMG_0966

透きとおる風景を前に、改めて胸に刻む。

偉大すぎる先輩方の残した言葉。

 

瀬戸内海建築憲章

 

瀬戸内海の環境を守り

瀬戸内海を構成する地域での

環境と人間のかかわりを理解し

媒介としての建築を大切にする。

人間を大切にすることから

建築を生み出し創り出すことを始める。

それには瀬戸内海の自然と環境を大切にし

そこから建築を生み出すことにある。

環境と建築とが遊離し

建築が独り歩きすることはない。

先人たちのつくった文明を見定めこれを理解し

将来への飛躍のための基盤とし足がかりとする。

過去及び現代において

瀬戸内海が日本人のための文化の母体であったことを知るとともに

それが世界に開けた門戸であったことを確認する。

すなわちわれわれは

この地域での文明を守り

それを打ち出していくことと併せて

広く世界へ目を開き

建築を通じて人類に貢献する。

 

1979年9月

山本忠司(香川)・浦辺鎮太郎(岡山)・松村正恒(愛媛)(司会 神代雄一郎)

「鼎談 瀬戸内を語る─瀬戸内海建築憲章を横に」

『風声 京洛便り』第9号、1980年

 

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

IMG_3310-2

野太い建築に差す、柔らかい光。

床に反射し上げ裏をてらす。

息を呑む、とはこういうことでしょうか。

 

keep smiling!

奥野 崇

 

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

奈良を巡る

平城京に花開いた天平文化。

機会が重なり、奈良に残る古建築を見て回ることに。

 

特に良かった建築、四点。

IMG_3336-2

IMG_9976

正倉院宝庫

千年を超えて今に残るその姿。圧巻の安定感。

「永遠」という言葉が頭に浮かぶ。

 

IMG_3532-2

IMG_3552-2

IMG_9983

元興寺 僧坊

かつてはお坊さんの生活の拠点だった建物。

寺院建築とは異なり、人が暮らすためのこぶりなもの。

風や光を取り入れるために、南北の立面が異なるのも興味深い。

 

IMG_3570-2

IMG_3596軽

十輪院 本堂

運良く、朝のおつとめに参加させてくださいました。

高さを抑えた本堂の由縁は、大衆信仰の対象であったお地蔵さんをそのままお祀りしているからなのだとか。

つくりは至って簡素。味わい深い。

 

IMG_3656軽

IMG_3724軽

慈光院

片桐石州によって、境内全体を茶席として整えられたところ。

ほの暗い室内からは、建築と庭との幸せな関係がみてとれました。

 

 

keep smilng!

奥野 崇

CATEGORY : 建築をまなぶ旅