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9月2016

光林寺五重位牌堂、着工

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昨晩の豪雨の影響もなく

穏やかに地鎮祭を迎えました。

今治市玉川町にある真言宗 光林寺さんにて

五重位牌堂の工事開始となります。

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約1300年の歴史を誇る、由緒ある寺院での

位牌堂をつくる、という現代的な課題。

敷地内の伝統的な木造建築物のなか、どうあるべきか。

おおきすぎる課題でした。

 

 

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寺院施設の一連の再計画における第一歩となるこの建物で取り組むのは

現代の素材を使って、これからの寺院をつくる、ということ。

 

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鉄骨造でつくられる本体に

袴のように約800本の桧の化粧垂木を掛けわたし

ランダムにガラスを嵌め込みます。

訪れた方々が気持ちを静められる、光の回廊をつくる。

その光の色は周囲にある木々によって

一年の中で変化していきます。

山の中にある寺院において、自然の移ろいを感じられるように。

 

また、袴部分は鉄骨の本体部分を守る役割も担います。

時に強風雨もふきあれる敷地。

鉄骨部分の外壁の止水能力にたよらない、長持ちする建物とするために

部材や屋根葺材の取り替え可能な袴部分は重要です。

 

想像できないほどの歴史ある寺院を

これからの世代に引き継いでいく。

現代の寺院をつくる。

大きなテーマですが、ひとつひとつ納めていきます。

2017年5月竣工予定。

 

WORKSへ追加しました。

真言宗光林寺 五重位牌堂

 

 

keep smiling!

奥野 崇

 

 

CATEGORY : 現場進捗 

詰めの段階

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沓脱石、式台、框、飾棚、格子。

佳境に入った、会津町の家。

 

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奥野 崇

CATEGORY : 現場進捗 

とこしずめのまつり

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北条と居相町にて、二つの地鎮祭。

朝早くは強い雨でしたが徐々に穏やかに。

しとしと、雨の中。

 

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所作のひとつひとつが美しい神主さんで、

思わずみとれてしまうほど。

迷いなく、川の流れのように自然に。

まるでお茶のお手前のよう。

 

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静かで、厳かな、とこしずめのまつりとなりました。

 

keep smiling!

奥野 崇

CATEGORY : 現場進捗 

雨の中

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丹原の家の現場打ち合わせ。

階高をおさえた、バランスの良い姿を確認。

 

外壁には焼杉板と杉板を使用。

割付、出隅入隅のディティール、各目地幅の打ち合わせを終えています。

焼杉の黒と木肌の色の組み合わせ。

貼り上がりが待ち遠しい。

 

keep smiling!

奥野 崇

 

CATEGORY : 現場進捗 

雨あがりの竹林寺

高知、竹林寺さんへ再訪。

竹林寺納骨堂 設計:堀部安嗣

 

雨あがりの姿を見ることができました。

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明るさと暗さ。

振れ幅の大きさが心地よい。

自然と共にある姿。

 

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奥野 崇

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

あちらこちら

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立礼茶室のある家の柱材の確認に材木倉庫へ。

今回の茶室の柱には、繊細な表情を出すために杉の面皮柱を使います。

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丸太部分の残し寸法について詰めておきたくて、実物のサンプルをみながらの打ち合わせ。

細かい寸法指定をするべく、柱一本ずつ全ての柱を図示することで折り合いがつきました。

 

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一方、会津町の家では玄関の石張り施工中。

鉄平石の乱張りにて仕上げます。

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家の雰囲気をみて、通常より少し細い目地での仕事をお願いしました。

外部と繋がりの近しい姿。

最終の調整は続きます。

 

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奥野 崇

CATEGORY : 現場進捗 

細やかな仕事

会津町の家、の木製建具の確認に花岡木匠さんへ。

 

内部のメインの建具には、

少し変わった組子にて設計しております。

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技術を要し、手間のかかる仕事ですが

「職人魂に火がつきますね!」の一言。

頼もしく、ありがたい限りです。

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すさまじい数の欠き、ほそ加工。

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部分の試作品を発見。

 

現場入りが本当に楽しみです。

 

keep smiling!

奥野 崇

 

 

 

CATEGORY : 現場進捗 

吉村順三を追いもとめて

住宅におけるここちよさ、

について現代にも多くの影響を与え続けている、故吉村順三。

吉村先生が設計された別荘が、宿泊施設へと転用されているとのこと。

HAYAMA Funny House

先の鎌倉山からもほど近いようで、これはいくしかないな、と。

 

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写真右の階段を下りると海、という別荘地の中にあり、

続きでつくられた2戸の別荘とガレージを改装し

2室のホテルとレストランとしてリノベーションを行っています。

手の届きそうなほど低い軒高の控えめな姿。

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アプローチは建物の背面からで、細い路地のような雰囲気。

体にふれそうなくらいに迫る植物。

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外壁がくぼんだような玄関部分。

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斜めに続くホールの先には、パノラマに海が拡がるリビングルーム。

ホールとリビングには45cmのレベル差があり、

トントンと階段をおりながら段々と水平線が見えてくる、という感動的なシークエンス。

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緩やかなカーブを描く天井は、室内を柔らかく包み込みます。

海沿いにある、絶妙なサイズの洞窟のポッカリあいた穴から眺める、感覚。

天井高さの変化と開口高さがとてもいい。

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壁においても要所に柔らかいカーブ。

まるで、軽やかに踊るようなプラン。

動線処理と同時に、各居場所に包まれ感をつくりだします。

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客室の実測スケッチ。

プランの振れ、がみてとれます。

 

 

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海沿いという立地もあり、築約50年ということもあり、

内外装とも、多くの改修が加えられています。

仕上げ関係は白く塗りつぶされ、多くの造り付け家具は既になくなっています。

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しかしながら、空間の輪郭や開口の設け方などは

設計時に思い描いたであろう姿として現在もあります。

それは、時代を超え、今もこの場所とともにあります。

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空間がつくりうる幸せな空気感や、

プランの可能性。

たくさんの残像とともに、思い出深い旅となりました。

 

 

keep smiling!

奥野 崇

 

 

 

 

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

鎌倉山にて

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堀部安嗣さんの建築を見学するため鎌倉山へ。

地域の集会所として利用されている建物です。

新建築の元編集長であられる中谷正人さんが企画された

Wood Front Seminar Unit-2に参加させて頂きました。

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寺院建築に強く影響をうけたと、お話しされる氏の建築は独特の落ち着きをまといます。

それは光の量なのか、天井の高さと平面のバランスのためなのか。

入れ子状の平面を好み、内陣外陣のよう、と表現されます。

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厳格な定められた全体形状に、角度を振っておさめられた正方形。

角度の振れによってうまれた隙間は、動きのある空間へと変化します。

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また、四隅には性格の異なる居場所が用意されており

様々な営みが同時に起こることを許容する、つかずはなれずの関係。

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一見整然とした平面に、閉じ込められた豊かな体験。

堀の深い、出窓のような窓辺が人の居場所になること。

学びの多い建築見学となりました。

 

keep smiling!

奥野 崇

 

 

CATEGORY : 建築をまなぶ旅 

遣り方と秋の気配

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立礼茶室のある家、

敷地の土止工事も終わり、建築遣り方がはじまりました。

 

陽の光できらきらひかる葉が美しい。

空の様子も秋めいてきたよう。

そういえば夜の虫の声も変わってきました。

秋の訪れを感じるこの頃。

 

keep smiling!

奥野 崇

CATEGORY : 現場進捗